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気まぐれ観戦記
管理人が見たままの観戦記のため正確性は確保していません。なお、贔屓目ありです。
文中で使用している主な用語についてはこちらをご確認ください。(敬称略:選手の皆様すみません)

2002/03/14 クレインズ 3 - 4 コクド (セミファイナル第1戦) <釧路・丹頂> 14:00
1P10:451 - 0伊藤雅 (ミタニ)
14:562 - 0ミタニ (石黒史、伊藤雅)
2P06:403 - 0伊藤雅 (石黒史、ミタニ)
18:003 - 1坂田 (坂井、鈴木)
18:293 - 2二瓶 (内山、中島谷)
3P17:373 - 3八幡 (二瓶、ユール)
OT17:263 - 4二瓶 (ユール、佐々木雄)
▼1P
C1点目は、伊藤雅が右斜め前から自らのリバウンド。C2点目は、ゴール左後ろから出されたパックを、ゴール右前にいたミタニがたたく。コクドの動きは悪くはないが、PKで2点先制される。
▼2P
コクドのまたPKで、キーパーがゴール左隅に足で止めたようにも見えたがねじ込まれる。9分過ぎにこの試合初めてコクドのPPのチャンスを得て、得点チャンスあったが至らず、その後しばらくコクドが後手にまわって苦しい状況が続く。そのような中、坂井の右方面からのシュートのリバウンドを、ほぼ正面に控えていた坂田がたたき1点を返す。さらにその29秒後、二瓶がゴール左手前でパックを受け、シュートミス(だと思う)したが、それが幸いし再度ゴールに流し込みキーパードブソンの投げ出したスケートの裏にスルリと当ててゴールし1点差に詰め寄る。
▼3P
岩崎がファインセーブを続ける。が、打たれ過ぎでもある。そのうえコクドは相変わらず反則を取られ続け、13分過ぎについに2PKのピンチに追い込まれる。クレインズはタイムアウト、一気に引き離したいところだろう。ここで、Kはすごい集中力を発揮しピンチをしのぐ。これでクレインズはモタモタし始めたように見える。そして、粘ったユールからパスを受けたゴール左の八幡が、ゴール前で一人フェイント、バックハンドシュートで得点し、同点に追いつく。
▼OT
3分手前で、ユールがダブルマイナーを食らう。一方、4分、内山がボーディングを受け、伏せたまま動けず担架で場外へ。これにより、クレインズはひとりメジャー+ゲームミスコンで退場し、イコールメンバーとなる。7分には、コクド幻のゴール。確かにホイッスルが早かったが、まだパックがデッドにもなっておらず、何のホイッスルか解らなかった。 9分、ミタニがフリーになり、ヒヤリとする。15分に八幡が反則を取られ、厳しいPKをくぐりぬける。そして17分過ぎ!二瓶がブルーラインから持ちあがり、GKと1対1でシュート。パックを体に当てたように見えたが、勢いが勝ってゴール!(のように見えた。)

0−3のビハインドを、コクドがひっくり返すタフな試合だった。いかに平常心で集中できるか、問われるような内容の試合で、見ている管理人は心底痺れた。GK岩崎は、レギュラーシーズンにはDFの乱れもあり、本人の調子もそう良くなかったのだろうと想像されるたが、ここ一番で底力を発揮した。こんな試合はめったにない、というか、今まで見た中で一番だ。
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