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(インターハイ・決勝戦) 2004/01/25 10:00 <盛岡>
駒大苫小牧高校 8 - 1 埼玉栄高校
最終更新 2004/02/02 17:20



得点SOシュート数ペナルティ(分)
1P2P3POTTO1P2P3POTTO1P2P3POTTO
駒大苫小牧高校 1258 22212063 2428
埼玉栄高校 0101 513523 24410

#11塚田/#19小林C/#28久慈
#7宇正/#4南
#12小川A/#13金子/#21久保
#8橋場/#3梁取
#22野呂/#27牧口/#24山本
#44山下/#9渡辺
#17石塚/#10寺尾/#14有吉
#18松本/#41水内
#1浅利/#31松岡
T

U

V

W

GK
#10貞宗/#21大西/#16工藤
#6菊池/#4大山
#18田畑A/#19河野C/#17長田
#5杉本/#22梶川
#12根津/#25新井/#15森
#7多田/#8不川A
#11井上/#14渡辺/#23串橋
#2住友/#3曽田
#1小俣/#35曽田



レフェリー
ホッカネン

 1P00:00GK in駒苫#1浅利

00:00GK in埼玉栄#35曽田

04:021 - 0 EQ駒苫#21久保 (#12小川,#3梁取)

14:192min埼玉栄#22梶川INTRF

14:192min駒苫#21久保INTRF

 2P01:352min埼玉栄#22梶川HOLD

03:152 - 0 PP1駒苫#8橋場 (#12小川)

08:002min駒苫#9渡辺HOLD

09:020min WO駒苫#? ?

09:022 - 1 PP1埼玉栄#18田畑 (#19河野)

10:242min駒苫#12小川HOOK

12:333 - 1 EQ駒苫#12小川 (#3梁取)

12:472min埼玉栄#18田畑TRIP

 3P00:574 - 1 EQ駒苫#21久保 (#12小川,#13金子)

04:285 - 1 EQ駒苫#28久慈 (#11塚田,#19小林)

07:512min埼玉栄#6菊池HOLD

09:516 - 1 EQ駒苫#11塚田 (#4南)

14:162min埼玉栄#5杉本SLASH

16:477 - 1 EQ駒苫#4南 (#21久保,#7宇正)

16:47GK out埼玉栄#35曽田

16:47GK in埼玉栄#1小俣

18:072min駒苫#22野呂HI-ST

18:218 - 1 PK1駒苫#19小林 (#11塚田)


いよいよ決勝戦。埼玉栄はベンチ裏の上部の席にオレンジ色のタオルで大きなVマークを形作っている。駒苫の鈴木監督が背広姿なのは勝負服ということなのでしょうか。メンバーは定かではありません。
■ 1P ■
激しいスタート。駒苫が早速猛攻をかけてくる。すると4:02にブルーラインで上手くロングパスを受けた#12小川が右サイドを駆け上がりゴール前に走りこんだ#21久保にパスを出すとこれを2度叩いて押し込み、駒苫が先制する。5分前に駒苫、左サイドを#27牧口が駆け上がってシュートするもゴール右。5分に埼玉栄が2−1で抜けるがパスを通せない。5分半に駒苫、左サイドからゴールを右に抜けながら#19小林がバックハンドシュートを放つが、埼玉栄GK#35曽田がブロック。9分半に埼玉栄、#6菊池が中央を突破してシュートするが、ゴール右。10分半に駒苫、ゴールを左裏から出たところの#12小川からのパスをゴール前の#13金子が合わせるが、埼玉栄GK#35曽田がナイスブロック。駒苫が優勢、埼玉栄が引き気味の展開。11分に埼玉栄#25新井が右サイドを駆け上がるが、クロスを打せない。16分に駒苫#11塚田、自陣からするすると持ち上がるが、ゴール手前で埼玉栄#6菊池がナイスチェック。18分半にも駒苫、#12小川(#21久保だった?)がゴール右手前#13金子にパスを出すが、埼玉栄GK#35曽田がしっかり正対。駒苫が優位ながらも、最小得点で1P終了。
■ 2P ■
開始早々に駒苫、ゴール右サイドからゴール横に切り込んだ#22野呂が、埼玉栄GK#35曽田の足元を狙う。埼玉栄は駒苫の持ち上がりを止められないでいる。1分半過ぎにこの試合初めてのPPで駒苫がチャンス。しかし2分半に埼玉栄、ゴール左後からのパスをゴール正面スロットの#18田畑がワンタイムで合わせ、駒苫GK#1浅利がグローブを伸ばしてキャッチする。しかし3:15にPPの駒苫は中央からのパスを左サイドの#8橋場がシュートすると、埼玉栄GK#35曽田は体に当てるも勢いが勝りゴールへ落ち、駒苫が追加点をあげる。6分半にも駒苫、#24山本がゴール前で粘って倒れこみながらもパスを出すとゴール左手前の#27牧口?が合わせる。さらに7分過ぎゴール左裏からのパックをゴール左横の#28久慈がワンタイムで叩くが、埼玉栄GK#35曽田ナイスセーブ。一方の埼玉栄は7分半過ぎ右サイドから#5杉本がシュート、駒苫GK#1浅利が大きいモーションでキャッチする。しかし始めてPPを得た埼玉栄は9:02、ゴール正面から#18田畑がリバウンドを叩いてゴールを決めて、1点を返す。駒苫は今大会初の失点。10分半に埼玉栄は再びPPを得、追いつきたいところだったが変に慎重になり上手い攻撃ができない。すると12:33に駒苫は#12小川が左サイドを駆け上がり#3梁取が中央を併走していたが自ら気持ちよくシュートを放つとネットに刺さり、駒苫が埼玉栄を突き放す。15分半に埼玉栄は2−1で攻め入り#25新井からのパスを#12根津が叩くが駒苫GK#1浅利がブロック。18分、駒苫は怒涛の攻撃。#12小川と#21久保が縦横に走り回る。埼玉栄は足が止まりなかなかプレーを切ることもできない。終了近くにも駒苫#28久慈は埼玉栄が止められずに突破、ゴール前を右に抜けながらシュートを放つ。
■ 3P ■
0:57に駒苫#21久保はゴール左横で、ゴール裏からのパックを拾うや身を翻してバックドアに流し込み、4点目。お見事でした。さらに4:28にゴール前が込み合っていた中から#28久慈が押し込み5点目。駒苫のスピードと勢いは落ちることを知らない。一方の埼玉栄は6分半、右コーナーからのパスをゴール前の#18田畑が合わせるが駒苫GK#1浅利がしっかり対応。すると駒苫は9:51、ゴール左手前で#11塚田がリバウンドを叩くと足元をすり抜けて6点目を奪う。さらに16:47に駒苫は#4南が右サイドを駆け上がりシュートを放つと足元を抜けて、7点目と得点を重ねる。ここで埼玉栄はGKを交代。しかし一人少ないPKの駒苫は18:21に#19小林が右サイドを抜け出し、ゴール右手前でパックをすくい上げてネットに刺し、8点目。8−1の大差をつけて、駒苫がインターハイの頂点にたった。
1Pの失点のあと押されながらも踏ん張っていた埼玉栄ですが、駒苫の猛烈な突破を次第に止めることができなくなっていきました。攻撃の際も駒苫にぴったり寄られ、パスが繋がらなかったり苦しい展開をしいられました。3Pに大量の失点をしましたが、最後までほぼフォーメーションは崩れていなかったと思いますので、その点はさすがだと思いました。
一方の駒苫にはもう何も言うことはないのです(^^;)。その場その場で何をすべきか全員が理解して迷わずプレーすることが、速い正確なパスやゴールへの突進に繋がっているのだろうと、改めて感じました。また鈴木監督の手を打ってベンチから選手を送り出し、戻った選手に声を掛け、プレー中には眼鏡をずり上げて大きな声で指示をする姿が印象的でした。優勝おめでとうございます。全日本選手権でも暴れちゃってください。