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(全日本選手権・1回戦) 2004/02/11 12:00 <月寒>
札幌イーガー・ビーバーズ 3 - 1 埼玉栄高校
最終更新 2004/02/16 20:50



得点SOシュート数ペナルティ(分)
1P2P3POTTO1P2P3POTTO1P2P3POTTO
札幌
イーガー・ビーバーズ
0123 16131544 461424
埼玉栄高校 0101 912829 48012

#13佐藤/#18斉藤/#8八戸
#3星A/#39相馬
#15ディートレック/#23イケダ/#16小林
#9高橋C/#5フォフマン
#40工藤/#10大野/#19大畠A
#41石尾/#2白土
#11瀧澤/#21倉田/#34黒崎
#/#
#97青木/#1加藤
T

U

V

W

GK
#18田畑A/#21大西/#19河野C
#5杉本/#8不川A
#11井上/#16工藤/#17長田
#4大山/#6菊池
#15森/#25新井/#10貞宗
#22梶川/#7多田
#14渡辺/#23串橋/#12根津
#3曽田竜/#2住友
#33大嶋/#1小俣



レフェリー
赤坂

 1P00:00GK inビーバーズ#97青木

00:00GK in埼玉栄#33大嶋

03:532minビーバーズ#13佐藤ROUGH

03:532min埼玉栄#7多田ELBOW

08:562minビーバーズ#2白土HI-ST

12:382min埼玉栄#4大山CROSS

 2P05:502minビーバーズ#16小林HOOK

08:440 - 1 EQ埼玉栄#10貞宗 (#12根津)

09:392min埼玉栄#5杉本BOARD

09:572minビーバーズ#13佐藤INTRF

10:161 - 1 EQビーバーズ#5フォフマン
(#15ディートレック,#23イケダ)


10:44*2min埼玉栄#19河野HOOK

10:44*2minビーバーズ#41石尾UN-SP

14:222min埼玉栄#19河野CHARG

18:202min埼玉栄#16工藤HI-ST

 3P15:032 - 1 EQビーバーズ#18斉藤 (#15ディートレック,#23イケダ)

17:172minビーバーズ#39相馬CROSS

18:022minビーバーズ#9高橋BOARD

18:45time out埼玉栄


18:45GK out埼玉栄#33大嶋

18:573 - 1 ENビーバーズ#15ディートレック (#5フォフマン)

18:57GK in埼玉栄#33大嶋

20:0010min MCビーバーズ#5フォフマンUN-SP


日本リーグ入りを目指す札幌イーガー・ビーバーズと埼玉栄高校が対戦する注目のカード。初めて見るビーバーズはどんなチームなのだろうか。ユニフォームは黒と赤。倉田幹也さんを再び見られるとは夢にも思っていなかった。対するオレンジのユニフォームの埼玉栄は管理人はシステムが高度に徹底されているチームという印象なのだが、ビーバーズに対してそのシステムが通用するのかどうか。パンフレットの選手コメントに「最後まであきらめない」「1試合でも多く勝つ」「栄のホッケーをする」の言葉が並んで頼もしい。
びっくりするくらいのお客さん!v(^。^)v 一人あたり500円だけでも取っておけばよかったのに(^^)。
■ 1P ■
ビーバーズの実際のセットは下記の感じ。
#13佐藤/#10大野/#16小林/#3星/#39相馬
#40工藤/#15ディートレック/#23イケダ/#9高橋C/#5フォフマン
#8八戸/#18斉藤/#19大畠/#41石尾/#2白土
#11瀧澤/#21倉田/#34黒崎
ビーバーズが押してスタート。やはり日本リーグを目指すチームと高校生の試合か・・・の感。しかし2分前に埼玉栄の選手(誰?)がゴール右手前からシュート。3分前にも埼玉栄、ゴール左裏からのパスをゴール左手前#21大西が叩くが左に逸れるが、俄然面白くなってる〜。6分過ぎに埼玉栄、ゴール裏から左手前に出た#12根津がシュート、そのリバウンドを#22梶川が叩くが、ビーバーズGK#97青木がブロック。一方のビーバーズは6分半、フェイスオフからのパックを#16小林が右スロットからシュートするも上へ外す。7分半にも中央域でサイドチェンジのパックを受けた#14(14の選手なんていないじゃん(><))が左サイドからゴールに進み、シュートするも埼玉栄#7多田がスティックを入れて上に弾く。すると9分前に埼玉栄、右サイドを駆け上がった#18田畑からのパスを中央に走りこんだ#8不川がシュート、僅かに左。さらに9分半にゴール右後方からの#21大西からゴール前の#18田畑にパスを出すが合わない。すると10分半にビーバーズ、#23イケダが右遠目からゴールに切り上がりゴール左隅へ押し込みを狙うが、埼玉栄GK#33大嶋がスケートでブロック。11分半にもビーバーズはゴール前で何度もたたくラッシュを見せるが、埼玉栄GK#33大嶋が落ち着いてセーブ。12分半に埼玉栄はPKのピンチだが、しっかり体を入れたチェックで良く守る。16分半にはビーバーズ#13佐藤が左サイドを上がりスロットから振りかぶってシュートを放つも埼玉栄GK#33大嶋がしっかり対応。一方の埼玉栄も積極的に打っていっているが、枠を捉えていないシュートが多い。19分過ぎにのビーバーズの攻撃も、埼玉栄GK#33大嶋がしっかり対応して1P終了。
ビーバーズは開始から飛ばして先制し力の差を見せるつもりが、その後すぐに埼玉栄に攻め込まれてから、高校生相手にこんなはずじゃ〜がありあり(管理人の勝手な見方です、念のため。)。埼玉栄GK#33大嶋を中心に埼玉栄がしっかり守っている。
■ 2P ■
ピリオドの合間にビーバーズサイドでチアガールの応援。2分まで双方で攻め合う。しかし3分にビーバーズ、敵陣内でのパスカットから#39相馬が弧を描いてゴールに切り上がり狙って打つが左にそらす。さらに4分半に右ブルーラインでパスを受けた#23イケダ、上手く相手DFを抜いて左方向に進むとパス・・・・・、ここはパスかい。一方の埼玉栄は6分前、右サイド→左サイド#22梶川が持ち上がり→中央の#10貞宗でシュートするも、ビーバーズGK#97青木が弾く。ナイスパスでしたね。6分前に埼玉栄はPPのチャンスを得るが、余り攻撃をさせてもらえない。しかし8:44に中央を駆け上がった#10貞宗が勢いに乗ってシュートを放つとビーバーズGK#97青木の股間を抜き、埼玉栄の先制点で均衡がやぶれる。(^O^)/~ しかし10:16にビーバーズ、左サイドからのパスをゴール右手前の#5ホフマンがすくってネットに刺し、同点に追いつく。さらにビーバーズは11分、右サイドを駆け上がった#23イケダがゴール前の#15ディートレックにパスを出すが合わない。13分にも左サイドの#15ディートレックからのパスを受けた#23イケダはシュートタイミングをはずす。14分半前に埼玉栄に反則が出ると、ビーバーズ#3星が右サイドを駆け上がってシュートをするなどかなりの猛攻をするが、埼玉栄GK#33大嶋が踏ん張る。16分には左サイドでじっくりアイコンタクトを取って右スロットに走りこんだ#23イケダにパスを出すが、シュートはゴール右。一方の埼玉栄は18分、右スロットで#10貞宗が凄い勢いで振りぬくが、ビーバーズGK#97青木がブロック。ここにきてビーバーズの選手に疲れが見える。
■ 3P ■
同点。さて3Pはどうなるのでしょう。1分半にビーバーズ、左サイドからのパスを受けた#8八戸、シュートタイミングが遅い。ビーバーズが優勢にゴールを襲う展開だが、埼玉栄GK#33大嶋を中心にががっちり守っている。5分半にもビーバーズは、右サイドからのパスをゴール前#11滝澤がフリーでシュートするが、埼玉栄GK#33大嶋がナイスブロック。8分にはビーバーズ#11滝澤が抜け出すが、後ろから埼玉栄#8不川が追いかけてクリア。一方の栄は9分、#10貞宗が抜け出しGKの股を狙ってシュートするが、ビーバーズGK#97青木がブロック。その後も攻撃が続き、会場は大盛り上がり。さらに埼玉栄は9分半、左サイドを駆け上がった#12根津からのパスを受けたゴール前の#10貞宗のシュートはゴールの上。惜しい。10分にビーバーズは左サイドを駆け上がった#16小林のシュートはゴール右。12分過ぎにゴール裏を回った#15イケダからのパスをゴール前の#8八戸が合わせるが、埼玉栄GK#33大嶋がキャッチ。ビーバーズに押されているが埼玉栄のフォーメーションは崩れないねー。14分半にもビーバーズ、右サイドを駆け上がった#23イケダがゴール右横で折り返すパスを出すと中央スロットの#18斉藤があわせる。そのような中の15:03、左スロット#15ディートレックのシュートのリバウンドをゴール前の#18斉藤がワンタイムで合わせるとGKの股間を抜け、ビーバーズが1点先行する。16分半にもビーバーズ#15ディートレックが左サイドを持ち上がってシュートするも埼玉栄GK#33大嶋がナイスキャッチ。17分過ぎと18分にビーバーズが反則を取られる。5−3の状況に埼玉栄は#4大山・#5杉本・#18田畑・#19河野・#21大西、ビーバーズは#3星・#5ホフマン・#15ディートレック。ワンプレーの後の18:45に埼玉栄はタイムアウトを取り、一気に同点を狙うべくここから6人攻撃にかける。熱い試合だよ〜。しかし逆に18:57に#15ディートレックがエンプティネットゴールを決めて、ビーバーズがなんとか勝利を収めた。
3400人ものお客さんが来たのは、無料・ドラマ効果・良い時間帯ということもあったとは思いますが、ビーバーズがテレビで取り上げられていたと聞くのでマスコミに対して相当の働きかけがあったものと想像します。また会場入り口にブースが設けられサポーター会員の勧誘をされていましたが、清々しかったです。またサポーターによる応援サイトもこのHPと違って(^^;)熱いハートが伝わってきます。札幌に日本リーグのチームが出来ることを管理人も大いに期待するものです。
しかし試合の方ですが、「大丈夫かよ、ビーバーズ」というのが観戦後の管理人の正直な感想です。 日本リーグ参戦を目標するチームなので管理人の期待が大き過ぎたかもしれませんし、 高校生が相手となるとどうしても高校生を応援したくなる一般的な心理も働いたうえのことですが。#40工藤/#15ディートレック/#23イケダ/#9高橋C/#5フォフマンのラインは強力ですが、全体的にシュートやパスのタイミングが遅く、練習不足もあったと思いますので、もっとシンプルなスタイルでも良かったのではないかと思いました。
一方の埼玉栄は、まず GK#33大嶋のとても落ち着いてどっしりしたプレーぶりに感服しました。また最後までフォーメーションが崩れないホッケーはさすがでした。おかげで締まった良い試合になりました。さらに攻撃陣では#10貞宗がゴール以外も大活躍でした。「1試合でも多く勝つ」は叶わなかったけど、「最後まであきらめない」「栄のホッケーをする」姿はしっかり見せていただきました。ありがとうございました。来年もこの大会で試合を見たいです。