<back> <top>
CENTER CIRCLE
CENTER CIRCLE
(全日本選手権・準決勝) 2004/02/14 15:00 <月寒>
王子製紙 2 - 3 日本製紙クレインズ
最終更新 2004/02/27 14:30



得点SOシュート数ペナルティ(分)
1P2P3POTTO1P2P3POTTO1P2P3POTTO
王子製紙 0112 15121542 0224
日本製紙クレインズ 0213 510722 0022

#19斉藤毅/#22パークスA/#17桝川
#8菅原A/#33ヘンダーソン
#21川平/#24桜井C/#9岩田
#6川島/#44キャラー
#3杉沢/#20八幡/#7百目木
#37荒城/#28磯島
#18奥山/#16斉藤哲/#10東
#2経塚/#11千葉
#70芋生/#30荻野
T

U

V

W

GK
#18伊藤雅/#20ミタニ/#32竹内A
#23大澤/#33フォスター
#10山野/#47樺山/#21酒井
#34原武/#7大城A
#14佐藤匡/#19佐藤博/#8二瓶太
#72中島谷/#22小林C
#44任田/#27石黒史/#13辻
#77石黒勇/#2岸部
#30二瓶次/#41大滝



レフェリー
川村

 1P00:00GK in王子#70芋生

00:00GK inクレ#30二瓶次

 2P06:431 - 1 EQ王子#33ヘンダーソン

16:172min王子#21川平TRIP

17:471 - 1 PP1クレ#47樺山 (#20ミタニ,#7大城)

19:451 - 2 EQクレ#47樺山 (#34原武)

 3P01:362 - 2 EQ王子#33ヘンダーソン

11:152min王子#28磯島INTRF

11:322 - 3 PP1クレ#33フォスター (#47樺山)

12:402minクレ#23大澤ROUGH

17:55time out王子


18:42?GK out王子#70芋生


クレは#71桑原が不在。そこに#21酒井が入っている。王子は#16斉藤哲と#20八幡が入れ替わり。
王子-クレ戦自体を見るのは管理人は今期初めてなのだが、この対戦でGKが#30芋生と#30二瓶次というのは、まぁなんと言うか、感慨深いものがあったりして。
長野カップで日の丸を背負った王子#30荻野が控えで、クレ#44任田は4ッ目かい、と毒づいておこう。
■ 1P ■
開始早々にクレ、ゴール左裏#18伊藤雅からのパスをゴール前の#20ミタニが合わせるが、王子GK#30芋生がナイスブロック。その後双方で行ったり来たりで攻め合う。4分前に王子、左ゴール横からの折り返すパスを左スロットの#17桝川がシュートするも、クレGK#30二瓶次がブロック。6分前にクレ#32竹内、スロットを左から中央に切れ込んでシュート。一方の王子は8分半に右サイドを#7百目木が駆け上がるが、王子DF2人に阻まれてシュートが打てない。10分半にはクレ#7大城、右サイドを駆け上がりシュートする。15分に王子は、左サイドの#28磯島の折り返すパスを中央スロット#8菅原が叩くがゴール右。15分半にゴール裏を回った王子#7百目木がゴール左から出てゴール前に進みシュートするもゴール右に逸らす。ここにきて王子が優勢。16分に王子、右サイドを駆け上がった#3杉沢からのパスにゴール前に入り込んだ#9岩田が合わせるが、クレGK#30二瓶次がブロック。16分半に王子#19斉藤毅?が右サイドからシュート。一方のクレは17分、右サイドからミドルレンジを中央に入った#47樺山がコンパクトに叩くが、王子GK#30芋生がブロック。すると18分に王子、フェイスオフからのパックを左スロットの#21川平が切れ込んでシュート。18分半にはゴール右横壁側から#33ヘンダーソンがゴール前に切れ込むが、ゴール前に#19斉藤毅ががんじがらめ。1Pはスコアレスドローだが王子が優勢。王子に守りの意識が高く(枚数が多く、守りに転じるのが早い)て安定感があり、それに伴い攻撃も良い感じに見える。
■ 2P ■
開始早々に王子、#21川平が中央を突破してシュート。3分半前にもクレ#20ミタニのミスからパックを奪った#9岩田がブルーライン手前からゴールに直進してシュートするもクレGK#30二瓶次がブロック。5分半に王子#3杉沢が敵陣内を駆け巡る。まるでPP状態。さらに6分は左サイドを#9岩田が駆け上がり、ゴール前に入り込んだ#21川平にパスを出すが、パックが跳ねてあわない。しかし6:43に王子、右サイドからのパスを左スロット#21川平がゴールに向かって左右に振って打ち込むとゴールが決まって、王子が均衡を破る先制点をあげる。11分半にクレ、見事な縦パスが通り#14佐藤匡が中央を駆け上がりGKと1:1でシュートするも、王子GK#30芋生がブロック。すると12分半に王子、左サイドから#9岩田が中央にパックをトス、#21川平が拾ってシュートするが、クレGK#30二瓶次がブロック。14分にクレは中央遠め#34原武からのシュートをゴール左手前#21酒井がやんわり合わせるが、ゴール左。16分半前に王子に反則。なんと両チーム通じてこの試合初めて。しかし16分半に王子は左サイド#18奥山が細いところを通してゴール右手前#7百目木にパスを通すが、シュートは上に逸れる。一方のクレは17分、中央遠め#7大城のシュートのリバウンドをゴール前の#18伊藤雅が合わせるがゴール左へ外す。しかし17:47にPPのクレ、セットして左サイドの#20ミタニからのパスを中央スロットの#47樺山がワンタイムで叩いて、クレが同点に追いつく。#47樺山、大きく万歳。さらに19:45にクレ、中央遠め#47樺山のシュートのリバウンドを王子GK#30芋生がフリーズしたかに見えたが、ゴール右手前の#34原武が押し込み、クレが逆転を果たす。(ってこれ、スカイAの映像では全然入ってないじゃん!)
■ 3P ■
1:36に王子、右サイドを#33ヘンダーソンが駆け上がりゴールに進むとクレGK#30二瓶次が先に仕掛け、最後#33ヘンダーソンが流し込むだけで、王子が同点に追いつく。同点に追いついた王子だが、1Pに比べて守りがおかしい。どこまでしっかり守りの形を作っていけるかだと思う。6分半にクレ、ゴール左裏#19佐藤博からのパスに左スロット#21酒井が空振り。10分にもクレ#47樺山が左スロットからシュートするも、王子GK#30芋生がブロック。一方の王子は10分半、右スロットからシュートする(誰?)も、クレGK#30二瓶次がキャッチ。このような中、11分過ぎに王子に反則。すると11:32にPPのクレ、セットしてゴール右横#47樺山からのマイナスのパスを受けた#33フォスターが、ワンフェイク入れてからGKの股を抜くシュートで、クレが再度先行する。凄いシュート(メモには「すげー」(^^;))。一方の王子は11分半過ぎに#21川平が正面スロットからシュートするもゴール左。さらに12分半過ぎに王子はPPを得てかなり攻めるがあと1歩。15分前にも右遠め#22パークスがゴール前にパスを出すが、ゴール前の#3杉沢に合わない。さらに18分前に王子、右スロット#17桝川からのマイナスのパスを中央スロット#3杉沢が振り向きざまにシュートをするが、惜しい。17:55に王子はタイムアウトを要求。18分半過ぎに流れの中で6人攻撃を掛ける。19分半ごろに王子は左サイド#3杉沢からのパスをゴール前の#17桝川が合わせるが、クレGK#30二瓶次がブロック。王子の6人攻撃は成功せず試合終了。
両GKの出来がよく、得点経過がシーソーゲ−ムで大変面白かった。
しかし、この試合は王子の守りが焦点だったような。1Pは安定した守りの上に攻撃が乗っているような感じで良かったが、次第に自ら守りの形を崩していったように思う。今から思えば、2月3日・4日の王子-コクド戦でコクドは王子に苦しめられたが、王子の守りが安定していた(上手く言えてないが、フォアチェック以外にも)ということだったのだね。