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(関東大学選手権 Aグループ 決勝戦) 2004/04/29 16:30 <東伏見>
早稲田大学 8 - 5 法政大学
最終更新 2004/04/30 20:40



得点SOシュート数ペナルティ(分)
1P2P3POTTO1P2P3POTTO1P2P3POTTO
早稲田大学 2428 1071229 86620
法政大学 1315 8111029 84820

#24甲野/#13小川将C/#11西脇A
#27楠木/#37宮越
#26山之内/#10田中/#23久保
#6佐々木A/#9山内
#18小林弘/#31大西/#5小川勝
#3梶川/#20中村
#29小西/#15小林靖/#17宇野澤
#25菊地/#7遠藤
#35白鳥/#30早乙女
T

U

V

W

GK
#16斉藤/#30大澤/#18向坂
#29宇正/#35原C
#21佐藤伸/#1西原/#19平塚
#11玉井/#27林A
#15北側A/#2塚田/#10大日向
#3寺尾/#6山田
#17佐藤裕/#22田中/#32佐藤雅
#24宇都木/#4杉本
#33福澤/#20鈴木



レフェリー
小野

 1P00:00GK in早稲田#35白鳥

00:00GK in法政#33福澤

00:342min法政#19平塚TRIP

02:321 - 0 PP1早稲田#27楠木 (#11西脇)

02:452 - 0 EQ早稲田#5小川勝

02:45time out法政


04:112min早稲田#10田中ELBOW

06:212min早稲田#27楠木BOARD

06:282 - 1 PP1法政#6山田

07:402min法政#29宇正HOLD

11:062min法政(#10大日向)TOO-M

13:302min早稲田#27楠木ROUGH

16:392min法政#15北側ELBOW

16:392min早稲田#5小川勝HI-ST

 2P00:103 - 1 EQ早稲田#11西脇 (#27楠木)

00:222min早稲田#26山之内INTRF

02:344 - 1 EQ早稲田#26山之内 (#24甲野)

05:342min早稲田#18小林弘HI-ST

05:444 - 2 PP1法政#1西原 (#11玉井)

08:054 - 3 EQ法政#30大澤 (#10大日向)

08:204 - 4 EQ法政#18向坂 (#2塚田)

08:20time out早稲田


13:115 - 4 EQ早稲田#13小川将 (#11西脇,#27楠木)

14:122min法政#4杉本TRIP

15:056 - 4 PP1早稲田#11西脇 (#24甲野,#37宮越)

15:192min早稲田#9山内INTRF

20:002min法政#30大澤CROSS

 3P03:312min法政#6山田CROSS

04:19*2min早稲田#24甲野ROUGH

04:19*2min法政#33福澤 (→#19平塚)ROUGH

06:592min早稲田#9山内HOLD

08:556 - 5 PP1法政#15北側

09:122min法政#35原HI-ST

09:122min早稲田#18小林弘HI-ST

10:367 - 5 EQ早稲田#11西脇

11:368 - 5 EQ早稲田#5小川勝 (#26山之内)

17:422min法政#17佐藤裕CROSS


東伏見の下段のベンチシートは開放されていないとはいえ、すごーい数のお客さんで、全周に立見の方がいらっしゃる程です。日本リーガー・元日本リーガーの方もいらしていて、元アイスバックスの春名さんらも母校のベンチ裏で試合の行方を追っていらっしゃいました。両大学ともに応援団・ブラスバンド・チアが来てくれて、決勝戦の雰囲気を演出しています。また両ベンチには、控え選手のユニフォームが掲げられ、チーム全員団結して試合に臨む姿を表しています。
■ 1P ■
開始早々に法政に反則が出ると早稲田がガツガツ攻め込み、2分過ぎには右コーナー#24甲野からのパスをゴール前の#11西脇がワンタイムで叩くが、法政GK#33福澤がブロックする。しかしPPの早稲田は2:32、右サイドの#11西脇からのパスを左スロットの#27楠木が叩いて、早稲田が先制点をあげる。さらに早稲田は2:45、中央スロットでリバウンドを拾った#5小川勝が相手DFをすり抜け右からゴール裏を回りゴール左横から押し込んで、あっさり早稲田が追加点をあげる。堪らず法政はタイムアウトを要求して一息をつく。いきなり2点ビハインドの法政だが、良く動いている。6分前に法政はカウンターからシュート、リバウンドが出るが誰も叩けない。しかし6分半前に早稲田に反則が出て、6:28にPPの法政は、左遠めで#6山田がやや右に移動してシュートを放つとゴール左隅にスポっと吸い込まれ、法政が1点を返す。7分半過ぎに今度は法政に反則。すると早稲田は8分にゴール右サイド#10田中のクロスをゴール前の#23久保が叩いたり、9分前には右遠めから#37宮越がスラップシュートを放ったり、9分にゴール右後方#13小川将からのパスをゴール前の#11西脇が叩いたり、盛んに激しい攻撃をかける。しかし法政もゴール前を固めてしっかり守っている。10分半にも早稲田、右遠め#10田中がゴール前にパスを出すが、#26山之内に惜しくも合わない。12分半にはファースロットを#6佐々木が右から中央に移動しながらシュートするが、法政GK#33福澤がキャッチ。両チームとも気合充分で少しピリピリムード。14分半前には法政にハイスティックのためにノーゴールと判定される惜しいシーンがあった。15分過ぎに法政、中央遠めの#27林のシュートがゴール裏の壁で跳ねてあわやゴール。一方の早稲田は17分過ぎの#37宮越のシュートのクリアであわやゴール。19分半に早稲田、ゴール左手前の#11西脇がシュート、リバウンドを#13小川将が叩くが、法政GK#33福澤がナイスキープ。
■ 2P ■
0:10に早稲田、ブルーライン近くでパスを受けた#11西脇がいきなり素早いモーションでシュート、目が覚めるようなゴールで早稲田が追加点をあげる。わぉ!#11西脇、1Pは黄色のバイザーだったのが、2Pから透明に変えてましたね。その後早稲田に反則が出るが、法政は余り有効な攻撃ができない。するとPP明けの早稲田は2:34、右サイドを持ちあがった#26山之内が中央の#24甲野にパス、再びパックを受けた#26山之内が右スロットで叩いて、早稲田が法政を突き放す。綺麗なゴールでした。しかし5分半に早稲田に反則。5:44に法政、中央遠めの#11玉井がシュート、ゴール前の#1西原が角度を変えて、法政が1点を返す。さらに法政は8:05、#10大日向が2:1のカウンターで駆け上がり、ゴールラインぎりぎりでゴール前にクロスを入れるとゴール左前に入り込んだ#30大澤がワンタイムであわせて、法政が追い上げる。お見事なゴールでした。さらにその直後の8:20に法政、左サイドを駆け上がった#2塚田からのパスをゴール前に入り込んだ#18向坂がワンタイムで叩いて、なんと法政が同点に追いつく。すごーいっ!ここで早稲田も堪らずタイムアウト。9分半に法政は左サイドをパックキャリーの#15北側、右に#10大日向が走っていたが#15北側がシュート、早稲田GK#35白鳥ががっちりブロックする。どうも早稲田が浮き足立って入る感じ。しかし13:11に早稲田#13小川将がゴール左サイドから放ったシュートが、左ポストで跳ねて?法政GK#33福澤の背中に当たり?ゴール、早稲田が再度先行する。さらにPPの早稲田は15:05、中央遠め#37宮越がシュート、中央スロットの#24甲野がポストになって、右スロットの#11西脇につないでシュート、早稲田が追加点をあげる。15分過ぎに早稲田に反則。17分に法政はゴール前に寄せていくが得点には至らない。双方良く集中している。
■ 3P ■
PPスタートの早稲田が積極的に打っていく。しかし2分過ぎに法政は右サイドで#15北側がスロットをやや右に移動しながらシュートを放つが、ゴール右。一方の早稲田は5分過ぎ、#37宮越→#26山之内→#5小川勝で左スロットからシュートを放つが、法政GK#33福澤がキャッチ。7分前に早稲田が反則を犯すと7分半に法政、左サイドからのパスを中央スロットの#10大日向が叩くが、早稲田GK#35白鳥がブロック。8分過ぎには#1西脇が中央を一人抜け出すが、DFのチェックにあってしまう。しかし8:55にPPの法政、左スロットの#15北側がシュート、そのリバウンドを自らゴール左の隙間に叩き込み、法政が1点差に追い上げる。両チームカツカツ。しかし10:36に早稲田#11西脇、ゴール裏でパックを奪うと素早くゴール左横に回って押し込み、法政を引き離す。これで#11西脇はハットトリック。お見事です。さらに11:36に早稲田、右スロットから#26山之内がシュート、そのリバウンドを#5小川勝が合わせて、早稲田が3点差をつける。早稲田は12分過ぎにも、ゴール裏からゴール左手前に出てシュート、そのリバウンドをゴール右前の#31大西が合わせるが、ゴール右。15分頃、早稲田ベンチ裏では、紙テープが配られている。しかし試合は双方スピードが落ちない攻防が続く。17分半過ぎに法政に反則。あえて苦言を呈すればこれは余計な反則だったのでは。ここで早稲田は手を緩めず攻撃を加え、19分には中央スロットを左に移動しながら#11西脇がシュートを放つもゴール上。法政も良く守りきる。20分前に法政は、ゴール左横から折り返すパスをゴール前の選手が叩く。カウント・ダウン・・・、ややフライング気味(^^;)に早稲田の選手がリンクになだれ込んで試合終了。
大観衆の見守る中で、最後までスピードが落ちない白熱の試合を見せていただきました。法政は開始早々にまさかの2点ビハインドを負い1P中に1点を返したものの、2P開始にも2失点。しかししっかり同点に追いつくいたのはさすがでした。しかし、今日の早稲田は#11西脇のキレキレな個人技も光り、トントンと連続ゴールをあげる好調ぶりで、法政を突き放していきました。法政としては、点を取っても取っても追いつかないといった感覚になっていなければと思います。しかし早稲田にしても5失点と決して少ない失点ではありませんので、今後、双方ともきっちりチームを作ってきてくれることを期待したいです。勝手を言いますが、特に法政はしっかり体を絞って、秋を迎えていただければと思います。