■ preview
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We are the championの曲のあと、しばしの静粛の時間。いよいよ決勝。清水はきれいな赤地のジャージで日の丸ジャージのよう。駒苫の鈴木監督は決勝はやはりスーツ姿です。 この試合、どこの放送局か知りませんが(ケーブル?)、中継があったようです。ビデオ欲しい・・・・。 ※選手の特徴をつかんでないので観戦記の中の選手は多々取り違えていると思います。特に駒澤のジャージは背番号が見間違えやすく管理人泣かせです。
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■ 1P
ペナルティの関係もあり駒沢が攻撃域に入り込みシュートを多発。しかし少ないチャンスを清水がモノにして先制する。清水GK#01高野がナイスキープを連発。
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出だしから駒澤が敵陣に入り込み、シュート・シュートで狙ってくる。清水はようやく2分、ロングクロスを通して駆け上がる。しかし2分半に駒澤#21久慈がゴール前を斜めに切り込みながら合わせるがパックは右に流れる。4分にも駒澤、4分前にゴール近くでパスを通して回し最後、#19梁取がシュートするが、清水GK#01高野がキャッチ。5分前に清水に反則。すると6分半に駒澤右コーナー#12野呂からのパスを受けた#11金子がゴール前を左に移動しながらシュートするが、清水GK#01高野がブロック。6分半過ぎにも右サイド#12野呂からのクロスを中央スロットの#21久慈が叩くが上に外す。7分前にもゴール裏の#11金子からのパスをゴール前の#12野呂が2度叩くが、清水GK#01高野がナイスキープするなど、駒澤が厳しい攻撃をし続けるが、清水も良く守りきる。一方の清水は7分半前、右サイド#19近藤がシュート、リバウンドを拾った#11城がゴール前を右に移動しながら狙うが打ち切れない。8分前に清水に反則が出ると駒澤は8分過ぎ、左遠め#14有吉からのパスをゴール前の#21久慈が角度を変える。8分過ぎに駒澤に反則が出て4on4のイコールメンバー。すると清水は8分半、ゴール左横後ろに出たパックを#77大岩が拾いゴール左前から押し込もうとするが、駒澤GK#1松岡がブロック。しかし9:03に清水、中央で#88菅原からパックを受けた#11城が斜めに走ってゴールを左方向に抜けるようにしてゴール左手前からバックハンドですくってゴール、清水が先制点をあげる。押されている清水が先制点とは。しかし11分半前に清水に反則。すると駒澤は12分半、右サイドからのサイドチェンジパスを受けた#16山下がシュートするが、清水GK#1高野がしっかり正対。13分前に駒澤、右遠め#14有吉のシュートをゴール前の#21久慈がパックを跳ねさせるが、清水GK#01高野がナイスキャッチ。清水のDFは大変良いです。バックチェックが素晴らしい。15分過ぎにも駒澤、#27石塚が中央を抜け出しミドルレンジからシュートを放つが、清水GK#1高野、グローブを伸ばしてキャッチ。17分に駒澤、中央を#10寺尾が駆け上がりセンタリング、ゴール前で#9山本がスティックを前に突き出して合わせるが、清水GK#1高野がナイスブロック。17分半前清水はPKのピンチを迎えるが、積極的な守りを見せる。しかし18分半に駒澤、左遠めからのシュートを起点にゴール左横から#21久慈が2度叩くが、清水GK#1高野がブロック。
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■ 2P
駒澤がAZに入り込み続ける。が、清水GK#1高野のナイスセーブとDFが大変良く守り、内容はシュート数ほどの差はないように思う。駒澤が押している状況は変らないと思いますが、わかりませんよ〜、この試合。
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平日午前中に関わらず、凄いお客さんです。ややゆったりのスタート。4分前に清水に反則がでると4分半に駒澤があと1歩(メモなし(^^;))。さらに5分過ぎに駒澤、ゴール右後方#24外崎からのパスをゴール前の#20山下が叩くが、清水GK#1高野がレガースでブロック。ナイスキープです。このPPも駒澤の厳しい攻撃。それを守る清水も凄いの一言。見ながら唸ってばかりの管理人(^_^;)。しかし6:21に駒澤、右遠め#16山下がシュート、ゴール前の#21久慈が合わせるとGKの足元をゆっくりすり抜け、駒澤がいよいよ同点に追いつく。そこからしばらく駒澤の時間。駒澤は連続得点って多いんですよね。しかし清水は気緩めすることなく、8分半、左遠めから#7小笠原がシュート。駒澤は9分#21久慈が中央と強引に突破。激しい攻防が続く。9分半に駒澤、4:1で駆け上がり#9山本がシュートするが、清水GK#1高野がナイスキープ。10分過ぎに清水、左サイドを#16大谷が駆け上がりクロス、しかし右に走りこんだ#10金塚の足元にパックが入ってしまう。11分に駒澤、ミドルレンジを#19梁取が左方向に移動しながらシュート、清水GK#1高野のグローブを掠める。11分半前にも駒澤、#12野呂がゴール左手前で切れ上がりながら変化をつけてシュートするが、清水GK#1高野がナイスブロック。一方の清水は13分半、左スロットから#10金塚がどすんとシュートを放つが、駒澤GK#1松岡がブロック。双方中盤でガシガシ当たっている。15分半に清水、#77大岩が中央を持ち上がってドロップ、後ろから来た#16大谷がパックを拾ってシュートするが、駒澤GK#1松岡がブロック。16分に駒澤、ゴール前に#21久慈が待っていたが、ゴール裏を回った#9山本がスカートめくりを狙う。
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■ 3P
清水は6分過ぎゴール前で叩いて、再び1点を先行する。その後それこそ激しい攻防が続く濃い内容の試合ながら共に得点が動かず時間が経過する。そして19:17のAZでのフェイスオフを期に駒澤は6人攻撃をスタート。ゴール近くからのシートでリバウンドを叩き、19:41に同点に追いつく。さらになんと終了1秒前に、同様にリバウンドを叩き、駒澤がインターハイを制した。
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どちらがトップに立つのか。あと数分でどちらかの高校が確実に負けるのだと思うと、今から悲しい気がする。このピリオドもややゆったりとスタート。1分前に清水、ゴール左サイドからのパスをゴール前の#88菅原が叩くが、駒澤GK#1松岡がブロック。1分過ぎに駒澤、左サイドを#14有吉が駆け上がりゴール前にクロス、ゴール直前で#21久慈があわせるが、清水GK#1高野が ナイスキープ。うわ〜。4分過ぎに駒澤、右スロットから#24外崎がシュート、ゴール左手前にリバウンドが出るが、誰も叩けない。さらに駒澤は4分半、右サイドを駆け上がった#7牧口が快速で駆け上がり、孤を描いてゴール前を左へ移動しながら叩くが、清水GK#1高野、しっかり付いて対応する。5分過ぎに清水、ゴールに寄るがシュートを打てない。しかし6:07に清水、右サイドからの攻撃からゴール前で#30枡谷と#72新井が叩いて(だと思うのですが)、清水が再度1点先行する。 大喜びの#72新井。さらに清水は7分過ぎ、右サイド#88菅原?がクロスを入れるが中央スロットの#11城が打ち切れない。集中・集中>自分に言い聞かせる。一方の駒澤は8分前、左ミドルの#27石塚が速いシュート、両チームの選手がゴール前に殺到する。8分にも駒澤が攻撃、ゴール前で清水#8今城が必死のナイスクリア。あれ、駒澤の足が止まり気味。8分半にも清水はフェイスオフからのパックなど、左遠めから#53清水川が打つが、ブラインドを付いてしっかり枠に打ちこんでいる。駒澤は9分過ぎ、ゴール裏を回った#27石塚がゴール左から前に出てクロス、#10寺尾に上手く合わない。その後双方で潰し合い。本当に観ていてドキドキなんですけど。13分前に清水、右遠め#16大谷→左スロット#77大岩から再び右ゴール手前#16大谷に戻そうとするが繋がらない。さらに14分半過ぎに清水、ゴール裏を回ってゴール右手前に出た#88菅原がバックハンドであわせるが、駒澤GK#1松岡がブロック。16分前に駒澤に反則。しかし16分過ぎに清水DFが後逸したパックを駒澤#11金子が拾いゴールに直進してシュートする。このPPは駒澤が上手く守りきる。攻防が続く中、残り2分。駒澤の最後2分は怖いんだよね。しかし18分前に清水、中央遠め#66石塚がシュート、リバウンドをゴール左手前で#77大岩が叩くが、駒澤GK#1松岡がブロック。なかなか途切れなかった試合だが、19:17に清水のアイシングで中断。ここで1点ビハインドの駒澤は当然タイムアウトを取り、GKをあげて6人攻撃に移行する。19分半にゴール前の混戦、左ポストでパックが弾かれる音が響く。そのような中の19:41に駒澤、ゴール右手前から#7牧口がシュート、ゴール左手前に出たリバウンドを#27石塚が叩くいて、駒澤が何と同点に追いつく。うーん、痺れますね〜。(上記の経過に駒澤のGKを戻したと書きましたが、キチンと確認してません。)さらにさらになんと19:59に駒澤は、中央スロット#8橋場がシュート、ゴール左手前に出たリバウンドを#24外崎が叩いて、劇的な決勝ゴール!本当になんということでしょう。
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■ review
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試合終了後、吼える駒澤選手たち。そうやって体内に生まれた歓びのエネルギーを放出しないと、どうかなってしまいそうな様子でした。 心底シビレた試合でした。というか、観戦記を書いている今の方が事の重要性を感じているかもしれません。数秒で得点が入るのがホッケーの醍醐味の一つでもありますが、ホッケーの怖さでもあるわけですね。帰途の都合で残念ながら試合終了をみて即、会場を後にしました。このような凄い試合を観られて本当にファン冥利につきます。両チームの選手・スタッフの皆さんに感謝したいし尊敬します。
駒澤は3Pになってやや足が止まり気味な時間もありましたが、終始優勢に試合を進めていましたが、中々得点を重ねることができず、厳しい試合だったのだと思います。が、最後は本当に何が何でも勝つんだという強い気持ちを持っていたんでしょうね。見事な逆転劇でした。試合前にビデオを見てモチベーションを上げるそうですが、新聞によると今回は野球部が夏の甲子園で優勝したときのビデオを見て、最後まで絶対に諦めないことを心に刻んで試合に臨んだそうです。ディフェンディングチャンピオンのプライドも相まって掴んだ優勝なのでしょう。まるでこれまでの駒澤の歴史に神様が敬意を表したような気さえします。
一方の清水も素晴らしいチームでした。押されている時間が圧倒的に長かったのですが、折込済みだったでしょうし、全員、凄い集中力を発揮していました。清水GK#1高野をはスーパーセーブの連発でした。凄かったです。DFも上手いです。特にバックチェックとか見事でした。また足の速い選手が多いFW陣ですがこの試合では押し込まれる時間が多くて得意の攻撃を多く見ることができずに少し残念な思いです。勝手なイメージですが、駒澤はマシンガンのようなチームで、清水は王道をいくチーム(共にわかりにくいと思いますし、あくまでも管理人の個人的なイメージです。)に見えました。後になってああすれば、こうすればという事があるのだろうと思いますが、本当に素晴らしい戦いぶりでした。
両チームとも全日本選手権に出場して元気な姿を是非また見せてください。
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