■ preview
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クレ王手でダイドーに帰ってきました。これまでの試合もそうですが、このドキドキ感はプレーオフならでは。それを感じられることをチームに感謝です。 西武はここに来てセットを組み変えているのは苦しいところ。今季はセットが固定のようで、最後まで上手く固定できませんでした。
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■ 1P
2分にPPでクレ#11西脇がリバウンドを叩き先制するが、5分にPPの西武が#74河合のミドルからのスナップシュートで同点に追いつく。さらに直後に西武が#33パーピックのバックハンドシュートで逆転。中盤にクレに反則が続き、PP2を含むチャンスを得るが西武は追加点をあげることができない。16分にPPでクレがゴール裏からのパスを#26プラントが合わせて同点に戻す。
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1分過ぎに西武、右コーナーから移動しながら#18鈴木がパス、右スロットで#33パーピックが叩くが、ゴール左。1分半に西武に反則。すると2:32にPPのクレ、ゴール右後方→右スロットでシュート?→リバウンドをゴール左手前で#11西脇が叩きクレが先制点をあげる。一方の西武は4分前、中央ミドル#11川口→中央スロットで#18鈴木が振り向きざまにシュートを放った際に相手のペナを受ける。すると西武は4分過ぎ、#12内山が右スロットからシュート。3:51にPPの西武、右スロット#33パーピック→中央遠目で#74河合がスナップシュートをゴール上方へ刺し、西武が同点に追いつく。さらに西武は5:36、中央域でのサイドチェンジのパスを受けて#33パーピックが左ブルーラインから右斜めに切れ込んで中央スロットでバックハンドシュートを放つと股下を抜け、西武が逆転を果たす。6分にも西武、#8今が左サイドを上がりゴール左前で叩く。クレは6分半前、ゴール左裏#20ミタニ→左スロットで#18伊藤雅が叩くが、西武GK#39菊地がブロック。6分半に西武に反則。しかし7分過ぎに西武#18鈴木が右遠めから放ったバッティングシュートはビデオ判定でノーゴール。7分過ぎにクレ、8分に西武に反則。クレ、右スロット#18伊藤雅→ゴール手前で#7大城が合わせるが、西武GK#39菊地がナイスキープ。8分半、9分前にクレに反則が続く。すると西武は9分、左スロット#40藤田→中央ミドル#74河合→右スロット#75ユールが叩くが、クレGK#30二瓶がブロック。9分半にも西武、中央ミドル#5宮内→右スロット#75ユールが叩き、左スロットから#40藤田が中央へ移動してシュート。10分前にも西武、右ミドル#5宮内→#40藤田が中央ミドルでシュートを放つがクレGK#30二瓶がブロック。西武、PP2のチャンスにゴールならず。11分前にも西武、#75ユールが左スロットで蛇行してシュート。13分過ぎにも西武、右スロット#16小原→ゴール手前で#8今が叩く。15分半過ぎに西武に反則。するとPPのクレは16:10、ゴール裏からゴール左後方へ移動した#71桑原がパス、中央スロットで#26プラントが叩き、クレが同点に戻す。17分に西武、クロスパスを受けて#40藤田が左ミドルから切れ込んで股下を狙って打つが、クレGK#30二瓶がブロック。18分半前に西武に反則。
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■ 2P
西武、動けてないなぁ。4分にPKの西武がクレのミスをついて#40藤田→#75ユールで1点先行。しかし優勢なクレは8分のアドバンテージ、#2外崎のスラップシュートで同点。さらに11分には#11西脇がゴール右前でバックハンドでフリップシュート、クレが逆転する。11分に西武は4分間のPPを得るが余り有効な攻撃ができない。その後もクレが優位。
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PPスタートのクレが攻勢。しかし2分に西武、#14田中が中央を上がりミドルで左へ切り返してシュート。2分にも西武、#33パーピックが中央遠目から振り向きざまにシュート。しかし西武、あまり動けていない。3分前に西武に反則。しかし西武は左スロット#8今→中央スロットで#16小原が叩くがゴール左。4分半にはクレ、左スロット#23大澤→右ミドルで#2外崎がシュートを放つ。しかしPKの西武は、中央域で相手のミスからパックを奪い、#40藤田から素早く#75ユールにつなぎ中央ミドルからシュートを放つとゴール左上に決まり、西武が再び1点先行する。その後も#33パーピックのセットでカウンター攻撃。6分にも西武、#10神野が右サイドを上がりミドルシュート。クレは7分、サイドチェンジのパスを右ミドルで#23大澤がシュート。7分半過ぎに双方に反則。7分半過ぎにクレ#11西脇が右スロットからシュート。西武に反則でアドダンテージ中のクレは8:21、左サイドでつないで駆け上がった#2外崎がミドルシュート、GKの股下を抜け、クレが同点に追いつく。プレスが弱くて最後反則になってた。8分半にもクレ、右サイドを#18伊藤雅があがりクロス、左スロットで#20ミタニが叩くが、西武GK#39菊地がナイスキープ。西武は9分半、フェイスオフから#18鈴木がシュ−ト。11分前にクレ、中央スロット#17飯村→左スロットで#27石黒が叩くがゴール左。11:08にクレ、右ミドル#23大澤からのパスをゴール右後方で受けた#11西脇がゴール右前に上がりバックハンドですくい入れ、クレがこの試合初めて1点先行する。しかし11分半前にクレにダブルマイナーの反則。セットして西武は後から打っていく。13分半に西武、中央ミドル→右スロット#14田中→ゴール右後方#9佐藤がゴール右前に出て叩くが、クレGK#30二瓶がブロック。15分半にも西武、ゴール左裏#8今→左スロットで#74河合が叩く。長いPPに西武得点ならず。するとクレは16分前、#32竹内がゴール右後方からゴール右手前に出て叩き、16分半にゴール右後方#32竹内→右スロットで#20ミタニが叩く。17分半にもクレ、右ミドル#3伊藤賢→中央スロットで#71桑原がシュート。その後もクレが攻撃を加え続けるが、西武GK#39菊地がナイスキープ。
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■ 3P
2分にPPの西武が#33パーピックのミドルシュートで同点。さらに5分のPPで#33パーピックからのパスに#12内山がバックドアにあわせ西武が1点先行。しかし続くPPで良い攻撃ができない。15に西武に反則が出ると16分にPPのクレ、#11西脇のこの試合ハットトリックとなるゴールでクレが同点に追いつく。
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2分に西武のゴールが決まったかに見えたが先にクレの選手がゴールポストに突っ込んでゴールが動いてたいためノーゴール。これでPPを得ていた西武は2:30、右ミドルから#33パーピックがすっと振りぬきゴールを決め、西武が同点に追いつく。3分過ぎにクレに反則。しかし西武はビッグチャンスとなる上手い攻撃を展開できない。しかしながら5分過ぎにもクレに反則。するとPPの西武は5:29、左コーナーからゴール裏を回りゴール右横から#33パーピックが鋭角のクロス、ゴール左手前で#12内山がバックドアにあわせて、西武がまたまた1点先行する。ナイスアシストでした。一方のクレは5分半、中央スロットで#7大城が叩くが、西武GK#39菊地がブロック。6分にクレに反則。しかしPKのクレは6分半、左スロット#26プラント→中央スロットで#71桑原がスラップシュートを放つが、西武GK#39菊地がブロック。PPの西武は有効な攻撃ができない。9分半にクレ、#22小林が左ミドルからシュートを放つが、西武GK#39菊地がブロック。一方の西武は12分、#12内山が中央を駆け上がりミドルでドロップするが、後から走りこんだ#40藤田が上手くパックを拾えない。14分前には西武、中央域で右サイド#16小原からのパスを受けた#75ユールが駆け上がり遠目からスラップシュートを放つが、クレGK#30二瓶がブロック。15分半過ぎに西武に反則。クレ、セットして後方から打つと西武#40藤田がスライディングブロック。しかし16:37にPPのクレ、ゴール左から#11西脇がゴール、クレが同点に追いつく。GKがゴール左へ出て押さえたかに思いましたが、良くわからないゴールでした。#11西脇、ハットトリック。その後は双方で行ったり来たり。両チームともかなり疲れてもみえる。終了12秒前に西武がタイムアウト。ワンチャンスに掛けたのか。
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■ OT
3分頃からクレがパックを支配。4分に#11西脇がゴールし、クレが優勝。
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開始早々に西武、#75ユールが右サイドを駆け上がりクロス、左スロットでパックを受けた#10神野が切れ込んで叩くが、クレGK#30二瓶がブロック。1分過ぎにクレ、左サイドを上がった#11西脇がゴール前にパスを通すが#71桑原が合わせられない。3分頃からクレが攻撃域に入り詰める。すると4:02にクレ、ゴール右手前で#11西脇が叩き決勝点、クレが優勝を決める。
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■ review
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クレインズが3年ぶり2度目の優勝ですが、前回は日本リーグの方が重視されていた年でしたから、気持ち的には初制覇なのではないでしょうか。それにプレーオフ優勝・全日本優勝とそろい、完全優勝、今シーズンはクレの年になりました。 一方、コクドから新生スタートした西武は無冠に終わりました。最後にコクドとして無冠だったのは1999-2000シーズン、その年は西武鉄道がリーグ優勝しており、西武鉄道・コクドの2チームとも無冠だったのは1993-1994に遡ります(この年は新王子製紙が日本リーグ・全日本選手権を獲得)。
この試合で4ゴールと大活躍のクレ#11西脇はHI-STでダブルマイナーになりましたが、相手選手が負傷していたので退場と判断されていたら、この試合はどうなっていたんでしょうか。究極のたらればですが。
この4連戦で第3戦は大差がつきましたが、他の3試合は1点差。さらに2試合は延長で試合が決する面白いファイナルでした。両チーム・選手に感謝です。内容的にはクレがかなり優位だったと思うのですが、西武も良くここまで持ち込んだと思います。
しかしながら、今シーズンは新基準適用でPP・PKの重要性が指摘されていましたが、(PPゴールはあるものの)上手く組みたたないPPがあり、ペースを掴んでいけなかったのは残念でした。それとゴール近くでごちゃってからのゴールというのがほとんどありませんでしたね。粘りが足りなかったのでしょうか、クレがゴール前に入れさせなかったのでしょうか。
オフィシャルサイトの岩崎監督のコメントにある「精神的な部分で劣る部分があった」というのは、ファイナスを戦うチーム・アスリートにとって非常に情けないことだと思います。これまでの悔しさの差なんでしょうけど。私自身は7年ぶりの無冠ながら思いのほか悲しくなくて、そんな自分が悔しいです。 最後に1シーズン、怒ったり喜んだり、楽しませてもらいました。感謝+敬意を表したいと思います。また来シーズン、しっかりと優勝を狙えるチームとして姿を見せてくれることを楽しみにしています。まだ関東大学もあるし私のシーズンは終わってないですが、遊んでくれたりお世話になった皆さんにもひとまず多謝です。
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