■ preview
|
|
準決勝は、東洋vs早稲田、中央vs明治の関東の4校になりました。最初の東洋vs早稲田は関東大学リーグ戦の決勝と同じカードで、その時は早稲田がスピードで振り切り優勝しましたが、今回はいかに。
|
|
■ 1P
東洋が6分に#12大町のゴールで先制、8分にもPPで#21阿満野がワザありゴールで、東洋が2点先行。当るセットを変えてきている東洋が、FWも含めた守備力で早稲田を圧倒。早稲田は思うように走れず、良さを潰されている。またDFが相手のプレッシングに押さて良いパスを出せない。
|
|
ホームアドバンテージを取った東洋が、早稲田1ツ目に2ツ目を当てる。
早稲田が押し込んでスタート。1分半に早稲田に反則があるも、フォアチェックで相手を詰めて東洋の攻撃を封じていく。4分に東洋、右サイドを駆け上がりシュート、リバウンドを#12大町が叩き、その後もゴール近くで打っていく。4分半前に東洋に反則。しかし6分に東洋、#21阿満野が中央域から中央を駆け上がり、一旦パックを引っ張る変化をつけてシュート。さらに6:31に東洋、ゴール左裏#44佐々木→ゴール左手前で#12大町が叩くと、GK当てるもゴール左へパックがこぼれゴールイン、東洋が先制点をあげる。7分半に早稲田に反則。しかし早稲田は7分半過ぎ、中央を上がった#23久保が中央スロットで小さくパス、ゴール手前で#17久慈が叩くが、東洋GK#39成澤がブロック。PPの東洋は8:23、ゴール手前で#21阿満野がワントラップしてからゴール右上へシュート、東洋が追加点をあげる。早稲田がゴール前でびたっと止まって、パックを見ちゃったね。その後も早稲田DF陣がかなり不安定。13分半に早稲田、左スロット#17久慈→中央スロットで#25中居が叩くが、東洋GK#39成澤が弾く。13分半過ぎには東洋、#20坂上が中央をカウンター攻撃。14分過ぎには早稲田、右サイドを中央域から#11森が駆け上がりクロス、ゴール手前で#21長田が叩き、左サイドを上がった#10中西が左コーナーからマイナスのクロス、ゴール左手前で#21長田が叩くが、共に東洋GK#39成澤がブロック。16分にも早稲田、右サイドを#21長田が中央域から駆け上がりゴール手前にクロスを入れるが、誰も合わない。16分半過ぎに東洋に反則。東洋#6芳賀が#5蛯名に「下がるな」と大きな声で指示をだす。18分に早稲田、セットして#18上野が後の回りこみ右ミドルでスラップシュートを放つが、ポストを直撃。東洋#50小窪が厳しいフォアチェック、早稲田DFは#50小窪に引っ掛けてばかりいる。
|
|
■ 2P
序盤に早稲田が良い攻撃を見せるが、その後は東洋がやや優勢に展開。18分に東洋#18田中がリバウンドを叩いて3点目。しかし直後に早稲田が3:1の#17久慈のカウンターから#23久保が1点を返し望みを繋げる。
|
|
1分過ぎに早稲田、左スロット→ゴール左横#17久慈→中央ミドルでパックを受けた#25中居が切れ込んで中央スロットで叩くが、東洋GK#39成澤が弾く。3分にも早稲田、左コーナーから左スロットへ出てシュート、リバウンドに#17久慈が飛び込む。一方の東洋は3分半、中央スロットから#50小窪が右へ膨らんで切れ込み右スロットで叩く。5分に東洋、続いて早稲田、6分過ぎにも早稲田に反則。6分半に東洋、左ミドル#5蛯名→右ミドル#6芳賀→左ミドルで#5蛯名がシュートを放つが、早稲田GK#38小野がキャッチ。7分半前には早稲田、縦パスを受けたペナルティ明けの#17久慈がやや右サイドを駆け上がりスロットで相手選手のマークを1回転して外してシュートするが、早稲田GK#38小野ガブロック。その後、東洋がカウンター攻撃。8分過ぎにも東洋、#16斉藤が中央域から中央を抜けて駆け上がりシュートを放つが、早稲田GK#38小野がナイスキープ。8分半にも東洋、右コーナーから#16斉藤がゴール手前にパスを入れるが、#12大町に合わない。9分過ぎに東洋に反則。早稲田はセットして狙っていくが、いまひとつしっくりしない。何をしようとしているのか。11分前に東洋、#50小窪が中央域から左サイドを駆け上がりスロットで中央へ切り返して素早くシュートを放つ。11分半過ぎに東洋がゴール左前でラッシュ。12分半に東洋#17東が左サイドをカウンター攻撃。13分過ぎにも東洋、ゴール右後方→ゴール手前で#20坂上が叩くが、早稲田GK#38小野が前に出てブロック。早稲田は14分、左スロット→左ミドルで#12金子がシュートを放つが、東洋GK#39成澤がブロック。15分過ぎに東洋、#50小窪がゴール裏で粘ってパックキャリーしゴール右後方からゴール前にクロスを入れるが、#20坂上に合わない。15分半には早稲田、ナイススルーパスに#17久慈が駆け上がるが、東洋DFがしっかりチェック。18分過ぎにも早稲田、中央域から左サイドを#23久保が駆け上がりゴール左サイドからGKに当てるシュートを放つが、東洋GK#39成澤がブロック。18:56に東洋、左サイドを上がった#14土塚が左スロットで急停止してシュート、リバウンドに走り込んだ#18田中がGKの足元に叩き、東洋が3点目をあげる。良い時間に追加点を取りましたよ。しかし直後の19:21に早稲田、3:1で右サイドを#17久慈が駆け上がりパス、左スロットでパックを受けた#23久保が切れ込んで叩き、早稲田が1点を返す。これまで数的不利を作らなかった東洋が、この試合で初めて守備がほころんだのではないかな。これで早稲田も残ったか。20分前に東洋、#50小窪が左コーナーからゴール裏を回りゴール右手前で叩くが、早稲田GK#38小野がブロック。20分前には早稲田、#18上野が左サイドを粘って持ち込みクロス、ゴール手前で#12金子が叩く。
|
|
■ 3P
序盤に東洋が攻撃を加えるが、6分にスルーパスから#13小川が抜け出し早稲田が1点差に追い上げその後も攻撃が続く。しかし11分に東洋、パスカットから#50小窪がカウンターで4点目。12分にもカウンターで#44佐々木が5点目をあげる。一方の早稲田はPKの14分に#17久慈のミラクルゴール。しかし16分に東洋、#50小窪がリバウンドを叩き6点目。17分から早稲田は6人攻撃をかけるが、東洋がエンプティゴールに2回パックを送り込む。
|
|
まだ2点差、はまると連続ゴールも可能な早稲田。東洋はどう締めていくのか。東洋は#44佐々木と#16斉藤を入れ替えているよう。一方の早稲田も#25中居のところに#43岩浅を入れている。#25中居はアクシデントか? 4分半過ぎに東洋、左スロット→ゴール左後方でパックを受けた#50小窪が大きくパックを引っ張ってゴール左横で叩くが、早稲田GK#38小野がブロック。6分に東洋、右サイドを#16斉藤が上がりクロス、中央スロットで#18田中が叩くが、ゴール上。6:24に早稲田
、#44橋場が自陣ブルーラインやや左からナイスパス、中央ブルーラインから#13小川が駆け上がりゴールを左へ抜けながらゴール左手前で小さくパックをすくって、早稲田が1点差に追い上げる。これで乗っていけるか早稲田。8分前にも早稲田、#13小川が粘ってゴール右手前でシュート、大きく出たリバウンドを#44橋場がシュート。早稲田の攻撃が続く。ようやく東洋は8分半に攻撃域にもっていく。しかし9分に早稲田、#23久保が中央域やや左サイドから駆け上がりシュート、リバウンドが出るが叩けない。10分前に東洋に反則。すると早稲田は10分半、左ミドル→中央スロットで#23久保がシュートを放つが、東洋GK#39成澤がブロック。そしてPKの東洋は11:10、パスカットから#50小窪が自陣から中央を体勢を崩しながらも駆け上がりシュート、スポっとゴールが決まり、東洋が4点目をあげる。一方の早稲田は12分半、左ミドル#39中嶋→右スロットで#9宮越がスラップシュートを放つが、東洋GK#39成澤がブロック。12:45にも東洋、#44佐々木が相手選手を抜いて駆け上がりスラップシュートをゴール左上に打ち込み、東洋が5点目をあげる。#44佐々木、胸のマークにkiss(^^)。14分過ぎにも東洋、#20坂上が中央域から中央をカウンター攻撃、ゴール手前で右へ変ってGKを巻いて叩き、さらに、ゴール左手前で#50小窪が叩くが、早稲田GK#39小野がナイスキープ。14分過ぎに早稲田に反則。しかしPKの早稲田は14:56、中央域から中央を駆け上がった#17久慈がスロットで前についていたDFを一回転して振り切りシュート(@0@)、早稲田が3点目。久慈ルーレットからのミラクルシュートでした
。16分にも早稲田#17久慈、中央域中央からか駆け上がり途中で東洋#6芳賀を抜いてゴール右手前でシュートを放つが、ゴール左。#17久慈、キレてます。しかし16:18に東洋、#20坂上がスロットを右から左へ移動してGKを引き付けリバースのシュート(それともパス?)、リバウンドを#50小窪がバックドアに叩き、東洋が6点目をあげる。一方の早稲田は16分半、上野が中央域から左サイドを駆け上がりゴール裏を回ってゴール右手前で叩く。17分半にも早稲田、中央域から左サイドを#23久保が駆け上がりクロス、中央スロットに走り込んだ#43岩浅が叩くが、東洋GK#39成澤が弾く。17分半に東洋#6芳賀が反則(先ほど抜かれた#17久慈を反則上等で止めたみたいでした^^)。相手陣内のフェイスオフに早稲田、タイムアウト。そして#17久慈・#18上野・#13小川・#23久保・#44橋場・#9宮越で6人攻撃を開始。しかし直後の17:39に東洋#11山本がエンプティネットゴール。早稲田は後ろのケアがなされておらず、簡単に抜かれてしまいました。早稲田は一旦GKを戻したものの、流れの中で再度6人攻撃。しかし再び東洋は18:50に#50小窪がエンプティネットゴール。#50小窪はハットトリック。
|
|
■ review
|
|
東洋が攻守にバランスの良いチームを作ってきていました。
早稲田はDFが押し込まれて攻撃の起点が作れず、カウンターを掛けようにもDFに囲まれて思うように走れない状況でした。もっと一方的になる試合かなとも思えたのですが、早稲田らしい3ゴールをあげて大いに見せ場をつくりました。
大変興味深い試合でしたね。
まず東洋がセットの順番を入れ替えたこと。東洋は関東大学リーグの決勝戦で#17久慈のいる2ツ目にやられた印象があるので、そこに1ツ目を当ててきたのではないかと想像。#50小窪が献身的な守備を見せたことも見逃せないです。
そして侮れない早稲田1つ目に対して、東洋はCFの#44佐々木を2ツ目のウイングに置いて守りを強化。1ツ目・2ツ目の守備力をきっちり整えて、早稲田の爆発的な攻撃力に対抗することをまず考えたのではないかと思います。
早稲田がホームを取っていたらどうなっていたのでしょうね。
3Pになると、早稲田はアクシデントだったのでしょうか#25中居が不在となり、そこに#43岩浅を起用。また、東洋は#44佐々木と#16斉藤を交代。#16斉藤がこの試合好調だったためか、3ツ目勝負だとやや早稲田に分があったように見ていたのですが、#44佐々木の守備力をそこに当てたのでしょうか。うーん、疑問が尽きない。以上、勝手に想像して試合を楽しんでしまいました。
|