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(ファイナル第2回戦) 2003/03/20 19:30 <新横浜>

コクド 2 - 4 西武鉄道

最終更新 2003/03/23 10:00
管理人が見たままの観戦記のため正確性は確保していません。なお、贔屓目ありです。
文中で使用している主な用語についてはこちらをご確認ください。(敬称略:選手の皆様すみません)

コクド  #27二瓶次/#1岩崎

PO
SH
PIM
1P
1
8
10
2P
1
13
2
3P
0
7
6
OT


TO
2
28
18
 #12内山/#33パーピック/#75ユール(A)
 /#37佐々木雄/#5宮内

 #16坂井/#13佐々木圭/#24増子/#39三浦/#11川口(C)
 #41二瓶太/#14菊池(A)/#34坂田/#7中島谷/#3山口
 #19佐曽谷/#20外崎/#9片山

西武鉄道  #70芋生/#39菊地

PO
SH
PIM
1P
2
18
6
2P
2
11
4
3P
0
9
6
OT


TO
4
38
16
 #16土田/#77ブライト(A)/#22小林(C)/#28大川(A)/#3伏見
 #13今/#47樺山/#19上野/#7小掘/#51山崎
 #14小野/#12薮野/#18石岡/#2松浦/#33大久保
 #9佐藤/#40藤田/#21木村

 1P00:00GK inコクド#27二瓶次
00:00GK in西武#70芋生
06:442min西武#22小林HOLD
07:491 - 0 PP1コクド#33パーピック
(#37佐々木雄,#5宮内)

08:272minコクド#39三浦HI-ST
10:522minコクド#9片山INTRF
12:441 - 1 PP1西武#14小野 (#12薮野,#33大久保)
12:442minコクド(#19佐曽谷)DE-GA
13:351 - 2 PP1西武#47樺山 (#77ブライト,#40藤田)
13:35*2min西武#47樺山ROUGH
13:35*2min西武#77ブライトROUGH
13:35*2minコクド#33パーピックROUGH
13:35*2minコクド#33パーピックROUGH

 2P03:181 - 3 EQ西武#47樺山 (#19上野,#13今)
07:382 - 3 EQコクド#75ユール (#12内山)
07:592min西武#77ブライトHOOK
09:372minコクド#33パーピックHOOK
15:352 - 4 EQ西武#22小林 (#28大川)
16:452min西武#14小野HOLD
20:00*2minコクド#33パーピックROUGH
20:00*2minコクド#33パーピックROUGH
20:00*2min西武#28大川ROUGH
20:00*2min西武#12薮野ROUGH
20:002minコクド#75ユールROUGH

 3P11:582min西武#28大川INTRF
12:45*2minコクド#33パーピックUN-SP
12:45*2min西武#2松浦UN-SP
12:452minコクド#33パーピック (→#20外崎)HI-ST
16:48time outコクド

17:28GK outコクド#27二瓶次
17:462min西武#19上野CROSS
17:46GK inコクド#27二瓶次
20:002minコクド#75ユールCROSS

レフェリー/ホッカネン

約束通りホームに戻ってきてくれた。先勝したコクドだが、試合巧者の西武を相手に油断は禁物。ここでもコクドの精神力の強さが試されるところだ。コクドのメンバーは変わらず。西武は藤田が4ツ目でベンチイン。今日もホームチーム側のゴール内にカメラが設置されている。西武サイドのお客さんがガラガラ、冷たいじゃん。福藤さんがいらしているが、随分お顔がほっそりして見える。
▼1P
1分前にコクド、左サイドの#33パーピック→右サイドの#19佐曽谷が同じサイドの#12内山へトスしシュート、惜しい。4分にも左サイドを持ち込んだ#12内山のシュートリバウンドがゴール左手前に出たところ#19佐曽谷が飛び込むが間に合わない。全体には西武が勢いがあり、コクドは押され気味。5分にコクドGK#27二瓶次がナイスセーブ。6分半にコクド#33パーピックと#12内山でチャンスを作るが西武GK#70芋生がナイスセーブ。しかしPPの7:49にコクドは、ブルーライン近くの#37佐々木雄のシュートがパーに当たりゴール前にこぼれたところ#33パーピックが飛び込んであわせ先制点をあげる。苦しいながらも欲しかった先制点を奪取。しかしコクドはPKのピンチを迎える。9分に#75ユールがカウンターで飛び出し西武GK#70芋生の前でワンフェイク入れて打つが決まらず。このPPで西武はゴール前に寄せてくるが、コクドがなんとか踏ん張る。しかしコクドにPKが続き、必死に高いチェックをかけて凌いでいくが、かなり辛そう。西武はゴール前を横から盛んにパスを入れてくる。そして12:44、右遠目の#14小野のシュートが、ゴールインのジャッジ。(どうも左ポールで跳ねていたようなのだが。)これをコクドが抗議し、次のフェイスオフに選手を揃えなかったところ、試合遅延行為としてベンチマイナーを取られてしまう。このPPに西武は#40藤田を使ってくる。コクド、ここはしっかり守りたかったところだが、13:35、ゴール前のごちゃごちゃの中から西武#47樺山に押し込まれ、逆転を許してしまう。う〜ん。ここで小競り合い。う〜ん。その後も西武がずーっと押し続け、コクドの厳しい場面が続く。コクドは足がついていっていない。西武優勢のまま1P終了 。
▼2P
開始早々にコクド#75ユールがブルーライン手前でパックを受けるとフリーで西武GK#70芋生と1:1になるが、振り切れずにクリアされてしまう。すると3:18、西武に走られコクドDFも戻ったが、#16坂井が付ききれずにひとり#47樺山を余らせてしまい、ゴール前で受けたパスをコツンと叩かれ3点目。一方のコクドは4分前に左サイドの#34坂田のパスをゴール前の#41二瓶太へ送るが合わない。コクド、守備が全然安定していない。1歩目が遅くて後手後手にまわっている厳しい展開。しかし7:38、右サイドの#75ユールからのパスをゴール左手前の#12内山がシュート、これは枠を外すがフェンスで跳ね返ったパックを#75ユールが押し込み、1点差へ追い上げる。するとコクド8分前にPPのチャンス。次の1点をコクドが取れれば・・・。今日も#13佐々木圭の動きが良かったりするがPPを活かすことはできない。次にコクドはPKのピンチ。しかしこのPKは動いて良く守った。その後もしばらくコドの動きは良かったが、15分頃にDFのクリアミスからピンチを迎えると、その後も守備がずれて何か嫌な感じと思った途端の15:35、右遠目のシュートにゴール直前の#22小林があわせて4点目、西武がコクドを突き放す。18分半には西武#47樺山がニュートラルゾーンから持ち込み、右へ移動しながらシュートを打つが、コクドGK#27二瓶次が積極的に前に出てクリア。2P終了後に小競り合い。
▼3P
コクドはPKスタート。ピンチもあるがなんとか切り抜ける。コクドは#20外崎を投入すると、良くかき回している。中盤にかけコクドの動きが良い。2点差は重いが、まだ2点差とも言える。12分半にPPのコクドは、左サイドからのパスをゴール正面の#12内山があわせるが、左へ外す。ここでまた反則、もぅ〜(怒)。しかしコクドは13分半に左サイドを駆け上がった#14菊池が、ゴール正面に入り込んだ#34坂田へ送るが惜しい。15分にもセンターライン手前から#75ユールが駆け上がり、フェイクをいれた上でシュートを放つが、西武GK#70芋生がレガースで弾く。さらに16分半に駆け上がった#34坂田がゴール左手前の#20外崎へパスするが惜しい。と、コクドもなんとか次の1点のために攻撃を仕掛けるが、西武はGK#70芋生を中心にしっかり守ってくる。17分前にコクドはタイムアウトを要求。一旦6人攻撃をかけたが、ここで西武に反則が出ると、反対にゴーリーを戻す。右ブルーライン付近の#39三浦のパスをゴール前で受けた#33パーピックは、自分の股を通してシュートするが、上手くいかない。そのまま再び6人攻撃をかけることもなく、試合終了。ホームの試合を落とし、ファイナルを1勝1敗のタイとされる。

第一試合は硬さがあったかスピードがなかった西武だが、今日は良く走っていた。また試合後のコメントで両監督ともPP、PKの話をしていたわけだが、それがこの試合コクドに悪い方で出てしまった。最初の失点の抗議からさらに失点するとは。しかしコクド、反則多すぎ。連戦の中で頭数が足りない状況は辛く、無駄に消耗するばかりだ。3Pの後半に入ってコクドは苦しいながらも、点を取りに行っていた。その姿勢は良く感じられたが、あと1歩間及ばなくて残念だった。
また中1日。辛いところだが、この日程もレギュラーリーグで4位だったから。疲れを理由にしてもしょうがない。やはりコクドらしい守りをカッチリした試合、我慢・我慢のなかから勝機を見出す試合をしていただきたい。
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