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(ファイナル第5回戦) 2003/03/25 19:00 <東伏見>

西武鉄道 0 - 4 コクド

最終更新 2003/03/26 13:30
管理人が見たままの観戦記のため正確性は確保していません。なお、贔屓目ありです。
文中で使用している主な用語についてはこちらをご確認ください。(敬称略:選手の皆様すみません)

西武鉄道  #70芋生/#39菊地

PO
SH
PIM
1P
0
10
4
2P
0
8
0
3P
0
6
2
OT


TO
0
24
6
 #16土田/#77ブライト(A)/#22小林(C)/#28大川(A)/#3伏見
 #13今/#47樺山/#19上野/#7小掘/#51山崎
 #14小野/#12薮野/#18石岡/#2松浦/#33大久保
 #9佐藤/#78高橋/#21木村

コクド  #27二瓶次/#1岩崎

PO
SH
PIM
1P
2
7
2
2P
0
1
2
3P
2
16
0
OT


TO
4
24
4
 #12内山/#33パーピック/#75ユール(A)
 /#37佐々木雄/#5宮内

 #16坂井/#13佐々木圭/#24増子/#39三浦/#11川口(C)
 #41二瓶太/#14菊池(A)/#34坂田/#7中島谷/#3山口
 #19佐曽谷/#20外崎/#9片山

 1P00:00GK in西武#70芋生
00:00GK inコクド#27二瓶次
14:430 - 1 EQコクド#34坂田 (#9片山,#14菊池)
15:030 - 2 EQコクド#19佐曽谷
(#33パーピック,#75ユール)

18:16*2min西武#13今ROUGH
18:16*2minコクド#13佐々木圭ROUGH
18:162min西武#13今HOLD

 2P03:462minコクド#33パーピックHOOK

 3P08:112min西武#28大川ROUGH
16:330 - 3 EQコクド#19佐曽谷
(#33パーピック,#75ユール)

18:45GK out西武#70芋生
19:010 - 4 ENコクド#34坂田
19:01GK in西武#70芋生

レフェリー/ホッカネン

今シーズンもいろいろあったけど驚異的な働きで最後の最後まで試合を見せてくれたコクドにまず感謝したい。最後の試合、納得できる試合をしてくれればそれで良い。
コクドのメンバーの発表は変わらず。しかし#12内山がウォーミング・アップから欠場している。#31松本・#10神野・#21伊藤・#12内山のユニフォームがベンチに掛けられ、一緒に戦うんだ。西武のメンバーは不動で、#40藤田は結局最終戦もベンチインせず。
凄い数のお客さんで嬉しい。が、レギュラーリーグから観に来てくださいよ。なんだが、とってもドキドキするわ。
▼1P
コクドは#33パーピックのラインに#19佐曽谷を入れている。開始1分で西武#51山崎が持ち上がり、ゴール左サイドからゴール前の選手にあわせる。また2分半にもゴール右でラッシュ。頑張れコクド! 一方のコクドは5分、右サイドをセンターライン付近から駆け上がった#24増子がコースを外してしまうが気持ちよくシュート。しかし西武は6分ゴール裏を左から出た#13今がゴール前に入り込んだ#7小堀へあわせるが、これはコクドGK#27二瓶次がスティックでカバー。すると7分半、コクドはゴール右裏の#75ユールからゴール前に入り込んだ#19佐曽谷へパスで惜しい。双方でそれなりのチャンスは作ってくるが、双方守りも良い展開。しかし13分西武、右サイドの#33大久保のパスを中央へ入り込んだ#12薮野が叩く。がコクドGK#27二瓶次がキャッチ。この時、コクドの守備がベタベタでヒヤリとする。しかし14:43、ブルーライン付近から放ったフリーのコクド#34坂田のシュートがスルっとゴールインする。妙な回転をしていたのか、不思議なゴールでコクドが先制する。さらにその20秒後、センターラインあたりで#75ユールからパックを受けた#33パーピックが持ち上がり引き付けてから、右サイドを追走した#19佐曽谷へパックを渡すと、一瞬タイミングを失したかと思ったシュートがフェイントとなったようで(そう見えた)、瞬く間にコクドが2点先行する。さぁ、ここから締めていこう。19分過ぎにコクド#33パーピックのパスを受けた左サイドの#75ユールがシュート、そのリバウンドに#33パーピックが空中であわせようとしたが失敗。互角な戦いの中にも、コクドが2-0のリードで1P終了。
▼2P
スタートしっかり。しかし開始早々に左スロットの西武#28大川のシュートにヒヤリ。2分にコクドは右の#34坂田→中央の#41二瓶次→#13佐々木圭(だったと思う)とパスが渡るが最後打ち切れず。4分前にコクドに反則が出ると、西武は#22小林・#77ブライト・#47樺山・#28大川・#51山崎のスペシャルセット。コクドは戻れずに長くオンアイスする選手がいたりで心配だったが、高いフォア・チェックでピンチを切り抜ける。しかし7分にも西武、#16土田はゴール右サイドから中央へ切り込みながらシュート。がこれはコクドGK#27二瓶次がナイスセーブ。フォア・チェックが良く入っているものの、ずっとコクドゾーンでの展開が続く。14分半にも西武#13今がゴール裏を右から左へ回りスカートめくりでヒヤリ。コクドの守備一辺倒が続く。しかし19分にコクド左サイドの#13佐々木圭からのパスにゴール右手前の#16坂井が合わせようとするが、打ち切れず。終了間際には西武#28大川がゴール前に入ってくるが、このピリオド、スコアレスで終了。シュート数はコクドが1(!)。しかしあれだけアタックキングゾーンに入っていながら西武のシュートも8のみ。いかにコクドが守っていたということか。
▼3P
ベンチに掛けられていたユニフォームが一旦下げられたので、出てくるかと思ったが#12内山はベンチに入らず。コクドの守りは良いものの、まだたった2点差。まず集中。3分半に西武、右スロットから#19上野がシュート。これはGK#27二瓶次がナイスキャッチ。4分半にコクド、左サイドの#41二瓶太からのパスに#75ユールが飛び込むが合わない。また5分半には#75ユールが#33パーピックを伴ってニュートラルゾーンから直進、ゴール前でシュートを放つが上へ外してしまう。さらに7分半、#75ユール→#19佐曽谷とつなぐ惜しいシーン。コクドの方がやや優勢な感じもする。が心配性(?)な管理人。8分過ぎに得たPPで追加点をあげられれば楽になるところだが、良い手前までいくが、さすがに西武の守りは堅い。12分頃になると西武が攻勢をかける。どうも西武は若干セットをいじっているようだ。コクドは苦しいが良く前に出ている。15分頃にも西武がゴール前に寄せてくるが、コクド#27二瓶次が続けてフリーズ。あと4分。ベンチ内で「あと2シフト」の声が掛かる。すると16:33、左#33パーピック→右#75ユールとつないだあと、左スロットの#19佐曽谷へパックが渡ると、これを綺麗に叩いて、本人この試合2得点でコクド3点目とし西武を突き放す。やったぁ〜。これでもらったね。最後西武は6人攻撃をかけるが、19:01、コクド#34坂田この日2得点目のエンプティネットゴールでとどめを刺し、試合終了。コクドは日本リーグ三連覇。全日本選手権との二冠もあわせて勝ち取った。
▼MVP
コクド#27二瓶次

日本選手権のときもそうでしたが、コクド、優勝するとは思っていませんでした。ファイナルに残れるとも思っていなかったし・・・・。しかしタイトな日程、タフな試合を本当に良くぞ制してくれました。守って・守って・守って、我慢して・我慢して・我慢して、そんな試合の連続でしたが、「選手の意思の強さ」をよく感じることができました。本当に、みんな凄いよ。なんてメンタルが強いチームなんでしょう。
MVPに#27二瓶次が選ばれましたが、これは全員で良く守った集大成としてゴールキーパーに与えられたものだと考えます。レギュラーリーグでもチームを引っ張り、プレーオフ9試合で8ゴール7アシストという圧巻の攻撃を見せた#75ユールにもMVPを差し上げたかった。長いアイスタイムで、攻撃だけでなく守備の面でもどんなに助けられたことか。
また今シーズンは、#12内山・#13佐々木圭・#24増子ら若手の選手が実力をつけたのが、管理人は本当に嬉しかったです。中でも#13佐々木圭の活躍には目を見張るものがありました。豊富な運動量で攻守にわたる活躍。管理人は影のMVPは彼だと思います。来シーズンも頑張ってください。
最後に、先シーズンに引き続き、今シーズンはさらに多くの皆様にお世話になり、この上なく大変楽しいシーズンを送ることができました。本当にありがとうございました。感謝いたします。また、多々ご不快・ご迷惑をおかけした面もあり申し訳ありませんでした。しっかし、結構辛かったシーズン、すべて消え去りました。ストーブリーグ(とは言わないか)での行方が気にかかるところではありますが、今日は本当に良かった、本当に嬉しい、と言わせてください。最後に皆さんで、万歳! 万歳! 万歳! 
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